「上質な住まい」考29
「上質で自分らしい家」とは、どんな家でしょうか?その問いの答えは、当然ひとつではありません。何に心地良さを感じ、何に心満たされるのか――家をつくる人の数だけ答えがあるはずです。ここでは、住まい手のライフスタイルに合わせてデザインした邸宅の実例を通して、上質な住まいと理想の暮らしを実現するためのヒントをお届けします。
-
建築家の視点 住む人に適した換気と空調を考える
前回ご紹介したパッシブデ...
-
建築家の視点 意外と知られていない、パッシブデザイン住宅のこと。
近年よく聞かれる「パッシブハウス」や「パッシブデザイン住宅」と呼ばれる家。カーボンニュートラル(CO₂排出量実質ゼロ)の社会やSDGsを達成する...
-
建築家の視点 人生をより豊かにする”自分スイートな家”の考え方
何のために家を建てるのか? これは、一戸建て住宅を構想するとき軸にしておきたい指針です。今回は「ペットと自分にとって居心地よい環境の家」を...
-
建築家の視点 ドアを開けたら異世界が広がる。外に閉じて内に開く家
人通りの多い道路に面した土地に、居心地よい家を建てるには? 今回ご紹介するT邸は、2本の道路に囲まれた都市に建つ平屋住宅。窓の少ないシェルタ...
-
建築家の視点 自然とつながり、”ゆらぎのくつろぎ効果”を取り入れる
都市部の住宅密集地帯では、プライバシーの確保を優先すると住まいが閉鎖的になってしまうことも。しかし、美しい景色や緑が豊富にある環境なら、...
-
建築家の視点 暮らし方に合わせた間取りのアレンジ
プランニングで重要なことは汎用性より、住み手のライフスタイルに合わせたオリジナル性。例えばLDKが一体となった間取りが一般的ですが、 暮らし...
-
建築家の視点 家の中で混在する住・働・遊を切り分ける。
新しい生活様式が幕を開け、私たちの暮らしの中心となった「家」。これまで家族が生活し、くつろぐ場であったところに、オフィスや遊び場の機能が...
-
建築家の視点 “個を確立する”ワークスペースの考え方
感染症拡大防止のため、2020年の”ニューノーマル”となった在宅勤務。「家で快適に働く」という新しい需要が高まり、ワークスペースは必ず要る空間...
-
建築家の視点 動線の分離:職住一体・二世帯
仕事と暮らし、親世帯と子世帯。異なる2つのものを融合・共存させる住まいは、一つひとつの家族に合わせた「動線設計」がカギになります。
-
建築家の視点 記念樹とともに暮らす
人生を共にしてきた、思い出や思い入れで一杯の桜の木。この特別な木の存在を存分に感じながら寛ぐために設計した邸宅をご紹介します。