ホストもゲストも「みんなが楽しいパーティ」にする3つのポイント
お子さまがいらっしゃるご家庭で、機会の多いパーティといえばお誕生日とクリスマスではないでしょうか。どんなパーティでも、お家に人を呼ぶとなるとホストは準備が大変なもの。そこで、見栄えを良くして、親子みんなが楽しいと感じられるパーティのセッティングや流れをお伝えします。
ポイント1:セッティングは、3色にそろえてメインビジュアルをひとつ。
今回は、未就学児~小学生が楽しめるパーティを想定して、あえて抜け感をつくらずに、おもちゃ箱のようにぎっしりハッピーな雰囲気を演出しました。それでも、メインを赤色としてその他を緑色・金色の3色に抑えることで、統一感が生まれています。テーブルクロスやバルーン、カトラリーなどもこの3色のどれかに揃えてくださいね。
色とは別に、メインビジュアルがあると世界観がハッキリします。お買い物中に、かわいいクリスマスカードを見つけたので、今日はそれが主役。お揃いのお皿を用意して、拡大カラーコピーした紙をスタンドに入れました。紙は玄関ドアに貼っても気分が盛り上がりますよ。
ポイント2:食べ物はスーパーで調達。高低差を出して並べます。
こちらの食べ物は、ほぼ市販品です。私はパーティで「子どもに恥をかかせない」ことが大切だと思っているので、食べこぼしにくい食材を選んで、割れないプラスティックや紙の食器を用意します。小さな子だと、ドーナツやプチシューの方が手づかみで食べやすいので、絶対ケーキである必要はないと思います。
お食事は、テーブル上で高低差が出るよう並べます。お皿を上げ底にしたり、食べ物にはピック(楊枝・竹串)をさしたりと、縦方向を意識して華やかにまとめていきましょう。
ポイント3:フォトスポットをつくる。
イベントの思い出に、壁を背にしてテーブルと一緒に写真を撮りやすい場所をつくっておきます。子どもたちの背丈に合わせて、バルーンやガーランドがちょうどよく入る高さに調整しておいてくださいね。
パーティは「もうちょっと遊んでいたいな」と気持ちが残るくらいの方がちょうどいいので、2時間を目安として切り上げ、プレゼント交換などのアクティビティをひとつ入れてあげましょう。近ごろのプレゼント交換は、みんなで持ち寄ったプレゼントをいったんひとつの大きな袋に入れてから、順番にひとりずつ取り出してプレゼントの中身を見せ合うやり方が主流のようですよ。パーティやプレゼントの喜びをみんなでシェアして、記憶にも記録にも楽しい思い出をつくってくださいね。
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具体的なアイデアのポイントは、下の写真のキャプションで解説しています!
エッセンス
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