住まいのあり方が多様化し、それぞれの価値観、ライフスタイル、またライフステージに合わせて、選択肢は広がり続けています。こうした中、「自分らしい家をつくること」の魅力を、また「自分らしい家で暮らすこと」の価値を、あらためて多くの方に知っていただきたい――そんな思いから、「More Life Lab.」は生まれました。

生き方・暮らし方を自ら定義し、つくり上げようとする人。
その価値観に賛同し、肯定したい。

上質と個性を重んじ、人生を通じてそれを謳歌したいと願う人。
その思いに寄り添い、実現を後押ししたい。

家が人に与えてくれる幸せや可能性を誰よりも信じ、住まいに対するお客さまの思いやこだわりと誰よりも深く向き合ってきた「家づくりのプロ」として。上質かつ自分らしい家で、心満たされる豊かな暮らしを送りたいと考えるすべての方に、家づくりにまつわる知識と教養をお届けします。

ロゴマークについて

「M」の右斜め上に伸びるラインが象徴するのは、「もっと自由に、自分らしく」という、住まいづくりの考え方。左下へ伸びるラインは、光と風のベクトルを表し、自然を取り入れる暮らしの心地良さを連想させます。上下に広がる造形が、「もっと自由に、自分らしく」と望む人の周りに広がる空間の存在を感じさせます。


Presented by TERAJIMA ARCHITECTS

テラジマアーキテクツは、創業以来60年にわたりデザイン住宅を手がけてきた、住宅専門の設計事務所+工務店です。
お客さまのライフスタイルに合わせたオーダーメイド住宅をつくり上げています。

東京都・神奈川県で家を建てることにご興味のある方は、下記のウェブサイトも併せてご覧ください。
建築家による設計・施工実例を多数ご紹介しています。
https://www.kenchikuka.co.jp/

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More Life
Seminar
[特別セミナーレポート]

中庭が生み出す心地よい暮らし

居心地の良い暮らしとは?

去る9月29日、イタリアのラグジュアリー家具ブランド“Minotti”のショールーム「Minotti AOYAMA」にて、建築家・深澤彰司による家づくりセミナーが開催されました。

「明るい家にしたい」「風通しが良くて、気持ちのいい家にしたい」というのは家を建てる時に誰もが考えることです。しかし、都市部では住宅は密集しているため、三方面が隣家に囲まれていたり、人通りの多い道路に接していたりするような土地が多いのが実情です。せっかく家を建てたのに、周囲を気にして窓を開けられずカーテンも閉め切ったままという方が多くいるのです。

そのような住空間の中での家づくりでテラジマアーキテクツがおすすめしているのが、「中庭」のある住宅。プライバシーと採光通風を両立できる「中庭」を取り入れることで、より開放的で豊かな暮らしを楽しんでいただけるのではないかと考えています。

テラジマアーキテクツCEO・一級建築士 深澤彰司

開放できる家を目指して

住まいには、「開放性」ということがとても大事だと思っています。カーテンをバッと開けて開放するというのもそうですし、自分自身が例えばソファに座ってホッとして気持ちを解放する、というようなことが表現できるかどうか。特に住宅が閉鎖的になりがちな都市部の住宅地ではとても重要なテーマではないかと考えています。

庭は南側に配置し、その南側に面して家を建てましょう。これがいわゆる庭付き一戸建てといわれるものの一般的な考え方です。これ自体は間違っていないのですが、これに大きく欠けているのは、周りの環境も考慮しましょう、ということなんです。もちろん南向きに開口できる空間を確保できれば言うことなしなのですが、例えば南側に隣接する民家がすでに存在する場合、南側に庭、北側に建物を配置すると北側の斜線制限により十分な建物のボリュームが確保することができなくなり、部屋数や広さが削られてしまうことで快適性が損なわれることもあります。都心の住宅地ではそうした状況になりやすいため、私たちは「北側の中庭」をご提案することが多くあります。土地の条件、近隣の環境に応じて、適切な場所に中庭をつくることで、より開放的な住まいが実現できると考えています。そこで提案したいのが「中庭」のある住宅です。

中庭が生み出す豊かな暮らし

「中庭」とは、建物や塀で囲まれた屋外のオープンスペースを指します。中庭をつくると、光を家の中に取り入れることができるため、南向きの窓を設けられなくても暗いということはありません。また、開建物で囲まれているためセキュリティは万全ですし、外からの視線を遮ることができるため、カーテンのない暮らしを実現することが可能です。これで昼も夜も安心して暮らしていただけると思います。さらに機能性だけでなく、非日常感のある演出などを取り入れた「豊かな暮らしを生み出す中庭」も、上質な住まいの要素として重要だと考えています。

実際に中庭のある家を建てられたお施主様の家におじゃますると、お子様が遊び盛りで、ビニールプールを出して遊んでいたり、自転車の練習をしたり、バーベキューをしたりと、ライフスタイルに合ったさまざまな使い方をしていただいています。皆さんも中庭を活用し、居心地の良い暮らしを実現してみませんか?

次回イベントのお知らせ

2019年2月10日(日)に建築家・深澤彰司による家づくりセミナー「More Lifeを叶える家づくりセミナー“つながり” のデザイン」を開催いたします。住まい手のライフスタイルや価値観を反映したプランニング事例をもとに、家族のコミュニケーションを生み出す間取りやプライバシーを守る空間構成について考えます。

セミナー